9月1日で、当院もおかげさまで開院14周年を迎えました。今後も当院のモットーである「こどもも親も元気になるクリニック」を目指していきます。現在、院長は小児科医会役員のため、公務の関係で休診が多くなりますがご容赦ください。引き続きよろしくお願い申し上げます。
9月10日(火)より、インフルエンザワクチンの予約を開始します。通常の予防接種を予約しているドクターキューブ予約システムからの予約になります。接種は10月17日(木)からスタートします。詳細は当院ホームページや院内の案内をご覧ください。
●手足口病が流行しています。最初に発熱し、数日遅れてから手足に発疹がでる場合があります。大きな水疱を伴う発疹が多発するケースもみられます。
●新型コロナの流行も続いています。必要時はマスクを着用し、手洗いをしっかり行い、換気を心がけましょう。体調が悪い時は、無理せず自宅待機としましょう。
●RSウイルス感染症も発生しています。発熱が長引いたり、咳き込みがひどく、つらい時間が長く続きます。乳児では入院することもあります。咳が落ち着くまでは休みましょう。
●アデノウイルス感染症も、引き続き発生しています。 高熱の持続する場合は、他の症状が乏しくても可能性があります。
●マイコプラズマ感染症が全国的に流行しています。県内ではまだ多くはありませんが、注意が必要です。
現在、従来のインフルエンザワクチン、経鼻のフルミストともに予約中です。ドクターキューブから予約してください。どちらもまだ枠に余裕があります。経鼻のフルミストは今シーズンから使用可能となりました。2歳〜18歳が対象で、1回で済みます。鼻に噴霧するので痛みはありません。ホームページで接種対象者の条件を確認し、適合していればお勧めです。
通常のスケジュールでは今から始めると3回目が4月以降になるため、3回目は公費対象となりません。しかし、初回から最短4か月で3回接種する方法も認められています。接種を忘れていた方、迷っていた方も無料で3回接種できます。最近は接種される方が増えています。希望者は早めに予約してください。ワクチンと検診で子宮頸がんを予防しましょう。
●手足口病が継続して流行しています。短期間に2回かかるお子さんも多数います。
●RSウイルス感染症も流行しています。乳児では入院することもあります。咳が落ち着くまでは休みましょう。
●アデノウイルス感染症も、引き続き発生しています。
心身の健康を維持するためには、生活習慣がとても大事になってきます。基本は「早寝早起き朝ごはん」とスクリーンタイムの制限です。スクリーンタイムは、ゲームやユーチューブなどの動画視聴、テレビ、ビデオ視聴などの総時間を指します。最近、朝起きるのが苦手なこども達が増えているように思います。生活習慣を整えることを意識して生活しましょう。
当院でも経鼻のフルミスト接種が開始されました。実際にやってみると、痛みもなくスムーズに接種できました。2歳から18歳までで接種対象に適合する方はご検討ください。接種日は限られていますが、まだ接種枠に余裕がありますので、希望者はドクターキューブから予約してください。
●手足口病が継続して流行しています。短期間に2回かかるお子さんも多数います。
●マイコプラズマ感染症が流行しています。長引く咳が特徴です。熱の高さは様々です。マイコプラズマに感染しても、必ず肺炎になるわけではありません。
●インフルエンザが発生しています。保育所での感染がみられますので、今後の流行に注意が必要です。現在はA型が流行しています。
◎子宮頸がんワクチン(高校1年生、キャッチアップ対象者)、今月もまだ可能です!
現在の高校1年生、キャッチアップ対象者の皆さんは、令和7年3月までに1回でも接種すれば、2回目、3回目も定期接種として無料で接種できるようになりました。ワクチン接種者が急激に増えて、ワクチンが供給不足になっていることを考慮しての期間延長措置です。この措置は令和8年3月末で終了します。希望者は早めにまず1回接種しましょう。
2歳から18歳までで接種対象に適合する方はご検討ください。残りわずかとなっています。希望者はドクターキューブから予約してください。接種日は12月7日(土)、13日(金)、20日(金)です。接種を希望したいが接種日の都合がつかない方は、当院までお問い合わせください。
子どもの周りには危険がいっぱいです。転落、転倒、誤飲、やけど、交通事故などに十分注意して過ごしましょう。子どもを事故から守るのは、大人の責任です。
●アデノウイルス感染症(プール熱)が再度流行しています。
●インフルエンザが増えてきています。流行期の入口あたりです。現在はA型が発生しています。手洗い、咳エチケット、換気を徹底しましょう。
●マイコプラズマ感染症の発生は続いています。咳が長引く場合は注意が必要です。
●コロナについては、発生は見られるものの流行には至っていません。
新年あけましておめでとうございます。2025年(令和7年)となりました。昨年は皆様方には大変お世話になりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年はインフルエンザをはじめ、様々な感染症が流行しました。手洗い、うがい、マスク、換気などの基本的な感染予防対策を実施して、元気にこの冬を乗り切りましょう。
昨年12月中旬からインフルエンザが流行しています。現在の流行はA型インフルエンザです。集団での行事があった後から急増するパターンが多くみられます。体調が悪い時は無理せず欠席しましょう。インフルエンザの診断は、症状、周囲の流行状況、迅速検査の結果などを総合しておこないます。発熱してからの時間が短いと、検査で陰性になる場合もあります。一方、発熱のない風邪症状でも、家族でインフルエンザに罹患している場合などでは、検査で陽性になる場合もあります。インフルエンザの流行はこれからが本番です。ワクチン接種の有無にかかわらず、十分に注意して過ごしましょう。
●アデノウイルス感染症(プール熱)の流行が続いています。
●新型コロナウイルス感染症も増加しています。
●溶連菌感染症も小流行しています。 熱が続き、インフルエンザやコロナでない場合は、アデノウイルスか溶連菌が疑われます。
●手足口病が発生しています。昨年は大流行でしたが、冬でもみられます。
今年の宮城県の花粉飛散は昨年より多いと予想されています。2月下旬から飛散が始まると言われていますが、早い方ではすでに症状が出始めています。症状がひどくなる方は、早めに予防内服することをお勧めします。
麻疹風疹ワクチンの2期は、小学校入学前の4月から3月に接種します。お忘れではないでしょうか?期限が近づいてきています。今の時期は体調を崩しやすく、予定通りには接種できないかもしれません。また、ワクチン自体の入荷が少なく、希望通りに予約が取れない場合もあります。まだ時間がある、3月になってからで大丈夫などと思わずに、まだ接種していない方は早めに予約を入れましょう。期限を過ぎると有料になります。
*おたふくかぜワクチンも秋ごろまで徐々に品薄になります。
*子宮頸がんワクチンのキャッチアップ対象者で1回も接種していない方は、3月までに1回でも接種すると、3回とも無料で接種できます。
●インフルエンザのピークは過ぎたようです(一部地域を除く)。ただし、今後はB型の流行が始まるかもしれません。注意しましょう。
●新型コロナウイルス感染症が引き続き小流行しています。
●溶連菌感染症も小流行しています。
●RSウイルス感染症、ヒトメタニューモウイルス感染症もみられます。
岩沼市では、4月から今までの集団健診に加えて、5歳児健診が始まります。この健診は全国で昨年度から体制が整ったところから開始されています。宮城県ではまだ準備できていない自治体が多い中、岩沼市をはじめ、角田市や丸森町でも始まります。この健診は、簡単に言えば小学校に入って楽しく過ごせるように、こどもの特性に気づき、生活習慣を整える手助けをするものです。就学時健診では、入学までの時間的余裕がないのが実情です。1年早めに健診することで、様々な職種が連携して困難さや不安の解消に向けてサポートできます。岩沼市では市内3名の小児科医が担当します。角田市と丸森町では院長(板野)が担当します。保護者のみなさんと一緒にお子さんの成長を見せてください。対象者には後日案内があると思いますので、ぜひ5歳児健診を受けてください。よろしくお願いいたします。
●感染性胃腸炎が流行しています。ノロウイルスもでていますので、注意しましょう。 手洗いが重要です。
●溶連菌感染症も流行しています。
●水痘が一部地域で小学生を中心に流行しています。ワクチンを2回接種していても感染しています。潜伏期は2週間程度になります。
●ヒトメタニューモウイルス感染症やアデノウイルス感染症もみられます。
●インフルエンザや新型コロナウイルスはときどき発生していますが、流行には至っていません。3月は行事も多く、人が集まる機会も多いと思います。基本的な感染予防対策は忘れずにしてください。
日本国内で最近麻疹の発生がみられています。麻疹を防ぐにはワクチンが一番です。定期予防接種として1期(1歳代)、2期(小学校入学前の4月1日から3月31日)がありますが、昨年度はワクチン不足が深刻で、接種を希望していても受けられなかった方も多かったようです。このような状況を国も把握しており、昨年度の対象者で未接種の方に限り、今後2年間特例措置として無料で接種(定期接種として)できることになりました。該当する方はお問い合わせください。なお、今年度の接種対象者には適応されませんのでご注意ください。
3月下旬から寒暖差の激しい日々が続いています。体が気候に順応できず、体調不良になる場合もあります。十分気をつけましょう。過労を防ぎ、しっかり睡眠や食事を摂り、生活リズムが乱れないようにしましょう。また、スギ花粉もまだまだ飛びますし、スギの後にはヒノキの花粉も飛んできます。さらに、黄砂が加われば外出時は過酷な環境となります。マスクやメガネ、帽子で対策しましょう。アレルギー予防薬を内服するのも良いでしょう。
●感染性胃腸炎が引き続き流行しています。注意しましょう。
●新型コロナウイルスも時々発生していますが、流行には至っていません。 基本的な感染予防対策は忘れずにしてください。
咳が長引くことを主訴に来院される方が増えています。熱がある場合もない場合もあります。今年は百日咳が過去最高だとニュースでも取り上げられており、百日咳を心配する方も多いのではないでしょうか?百日咳は百日咳菌が原因で、患者の咳やくしゃみに含まれる細菌によって感染します(飛沫感染)。潜伏期は7〜10日で、かぜ症状がみられ、徐々に咳が強くなっていきます。その後、2週間ぐらい経つと、短い咳が連続的に起こり、咳の最後に大きく息を吸い込む症状を繰り返します。そのあとは激しい咳は徐々におさまってきます。全経過は1〜2ヶ月です。治療にはマクロライド系抗生物質を使います。5日内服すれば、菌は陰性になります。乳児が罹ると重症になることがあります。生後2か月からの5種混合ワクチンをしっかり実施しましょう。なお、宮城県での百日咳流行は、全国で最も少ないレベルです。咳が長引く場合は、かぜの繰り返し、気管支炎や肺炎、喘息などのアレルギー、マイコプラズマなどが疑われることが多いです。
●アデノウイルス感染症が流行しています。
●溶連菌感染症が流行しています。
●新型コロナウイルスも時々発生しています。 基本的な感染予防対策を心がけましょう。
6月は宮城県でも梅雨入りとなります、日に日に蒸し暑い日も増えてくるでしょう。私たちのからだはまだ暑さに慣れていないため、真夏よりも熱中症に注意が必要です。栄養、睡眠をしっかりとり、適度な水分補給を心がけ、無理をしないようにしましょう。また、紫外線対策も重要です。強い日焼けをしすぎると、将来健康に悪影響が及びます。遊ぶ時間を考え、帽子を被り、日焼け止めを活用しましょう。子ども用の日焼け止めもあるので、小さなお子さんから使用できます。
子宮頸がんワクチンは、今では多くの方が安全に接種しています。12歳から16歳の女子が定期接種の対象者です。ワクチン打って子宮頸がんを予防しましょう。
●伝染性紅斑(りんご病)が流行しています。 頬が赤くなったころには感染力はありません。
●溶連菌感染症も引き続き流行しています。 細かい紅色発疹が多数でる場合もあります。
●水痘も時々発生しています。県内では増加しているようです。
●百日咳が県内で増加しています。 ただし、現在は検査試薬も少なく、十分な検査ができないので、疑っても確定診断はできません。 有効とされる抗生剤を処方して経過をみます。