宮城県では、3月下旬をピークに感染者数は減ってきていますが、まだまだ多くの感染者が発生しています。全国でも大阪をはじめとする関西圏や東京で緊急事態宣言がでるなど、全国で感染が広がっています。現在は今までと違って、イギリス型変異株が急増しています。宮城県内でも同様です。変異株の影響かどうかわかりませんが、小児でも大人同様に感染しています。小児だから大丈夫とは言えなくなってきています。岩沼市でも保育園児や小学生の感染者も発生しており、小児科クリニックでも危機感をもって診療しています。小児でも必要があれば、新型コロナウイルスの検査を考慮することもあります。体調が悪い場合は、登園や登校を控えましょう。引き続き、マスクや手洗いを徹底し、3密を避けるようにしましょう。最近は保育園でも小学校でも発熱を伴うかぜが流行しています。
当院では発熱患者は別の場所にご案内していますので、多くの発熱患者が集中すると、発熱患者用の部屋があくまで車待機をお願いすることもあります。待ち時間が長くなりますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
岩沼市でも高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種が始まりましたが、当院では一般の方の接種はおこないません。岩沼市の集団接種会場でのお手伝いをする予定です。お手伝いに行く時は、当院での通常の予防接種はありません。日程が決まりましたらお知らせいたします。
宮城県ではまだ梅雨に入っていませんが、気温の高い日も多くなってきました。今後、蒸し暑い日も増えてくるでしょう。私たちのからだはまだ暑さに慣れていないので、真夏よりも熱中症に注意が必要です。新型コロナウイルス感染対策で、マスクを日常的に着用していますが、熱中症の危険性が増します。外での運動時には3密を避けるようにし、マスクは外しましょう。
来院された方はすでに気付かれていると思いますが、待合室には開院以来電車が走るレールが吊るされており、スパイダーマンも上方に設置されていました。大震災のときも落下せずに無事でしたが、今後、大地震が発生した場合も無事かどうか保証できません。少しでも危険性が残るものは撤去との判断に至りました。楽しみにしていた子どもたちには申し訳ないのですが、より広々とした空間で安全に過ごしていただきたいと思います。
新型コロナウイルスワクチンの接種が高齢者を中心に進んでいます。また、大規模接種や職域接種も実施され、若い世代にもワクチン接種が広がってきました。ファイザー製のワクチンについては、接種年齢が12歳以上となり中学生も接種対象に加わりました(一部小学校6年生も含む)。
この年代の接種は、集団より個別接種が望ましいとされています。当院では今まで高齢者の個別接種は実施していませんでしたが、中学生の個別接種には対応できるよう現在準備中です。ワクチン供給に問題なければ、8月末ごろから開始する計画です。中学生のお子さんがいる保護者のみなさんは、打たせるか、どうするか迷っている方も多いと思います。今までのコロナウイルスでは、こどもは感染しても無症状か軽微な症状がほとんどでした。ワクチン打つと発熱や頭痛、倦怠感などさまざまな副反応が起きる可能性があります。それなら打たないでおこうと考えるかもしれません。また、今後はデルタ株(インド株)が流行の中心になり、中学生にも感染が広がり、重症者がでたり後遺症で困ったりすることがあるかもしれません。今後の活動や行事に影響が出るかもしれません。また、症状が出ない場合でも周囲に感染を広めるかもしれません。それなら接種しようという考えもあります。「早めに打つか、しばらく様子を見るか、打たないか」どのように判断されても間違いではありません。お子さんの意見も聞いた上で決めてください。
先月のカエル通信で、8月末から当院でも中学生の新型コロナウイルスワクチン個別接種を開始する予定とお知らせしましたが、計画が遅れています。早くても9月末からの開始になりそうです。岩沼市を介しての予約となりますが、予約可能になりましたらお知らせします。
外来は発熱患者が多数来院しています。当院では発熱患者(数日前の発熱を含む)は4つある別のスペースにてお待ちいただき、そこで診察します。場所が開かないとお呼びできませんので、それまではお車で待機していただいています。また、「保護者の体調不良者あり」の場合は、詳細確認のため、お電話差し上げることがありますので、ご協力よろしくお願いいたします。
昨年はインフルエンザが全く流行しませんでした。今年はどうなるか、全く予想がつきませんが、インフルエンザワクチンは接種しておいた方が良いと考えます。当院では今まで主治医ドットコムの予約システムを使用していましたが、今年からドクターキューブからの予約に変更します。通常の予防接種の予約に使用しているシステムです。予約開始日は未定ですが、9月前半開始の予定です。詳細は後日お知らせいたします。
9月1日で、いたのこどもクリニックも開院11周年を迎えました。昨年からは新型コロナウイルスの流行が続いており、診療体制も大きく変わりましたが、おかげさまでなんとか継続することができました。今しばらくはwithコロナの時代が続くと思いますが、地域の小児医療を守っていきたいと思います。引き続きよろしくお願い申し上げます。
9月9日(木)よりインフルエンザワクチンの予約を開始します。通常の予防接種を予約しているドクターキューブ予約システムからの予約になります。接種は10月8日(金)からスタートします。詳細は当院ホームページや院内の案内をご覧ください。
当院では16歳未満の方に限って、新型コロナワクチン接種を実施します。指定した金曜日の17時と土曜日の午後に接種枠をそれぞれ6人分、30人分設定しました。金曜日は10月1日からで、土曜日は9月18日からスタートします。予約は岩沼市のWEBサイトまたはコールセンター(0570-060567)でお願いします。当院では予約できません。来院時は保護者同伴で、母子手帳を持参ください。また、診療扱いになる場合に備えて、保険証や各種受給者証も持参ください。
10月から金曜日午後に新型コロナワクチン接種時間を設定しました。これに伴い、当分の間金曜日午後は通常ワクチンやインフルエンザワクチンと新型コロナワクチン専用となり、一般外来は休診します。皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご協力よろしくお願いいたします。
10月になり全国的に新型コロナウイルスの感染者が減少し、県内でも落ち着いてきています。しかし、感染防止対策を怠ることなく生活しないと、大きなリバウンドを招いてしまいます。不織布マスクを正しく着用し、油断せずにお過ごしください。若い世代(10歳代)のワクチン接種も効果的です。
10月8日(金)からインフルエンザワクチン接種がスタートします。今シーズンの流行予測は大変難しく、流行するかもしれないし、昨シーズン同様にほとんど流行しないかもしれません。ただ、ワクチンは接種しておいた方が良いでしょう。今年は昨年より全体のワクチン供給量が少なく、当院でも昨年より接種枠をかなり減らしています。ご希望の方は早めに予約してください。
10月5日(火)からクリニック2階部分の工事が始まります。12月初旬に終了予定です。診療は通常どおり行いますが、工事で発生する大きな音でお迷惑をおかけするかもしれません。どうかご容赦ください。また、安全には十分に注意して工事を進めてもらいますが、工事現場には近寄らないようにしてください。正面玄関に向かって左側に足場を組んで工事をしています。
岩沼市の小学校6年生、中学生の新型コロナウイルスワクチン接種は、個別接種が中心となっています。当院も接種医療機関です。11月~2月にかけて、6~12人/月の予約枠があります。
希望者は岩沼市のコールセンターで予約してください。
10月8日(金)からインフルエンザワクチン接種がスタートしましたが、11月分の予約枠はすでにほぼいっぱいの状況です。予約枠がなくなれば予約できませんので、その場合は他院をご利用ください。ご協力よろしくお願いいたします。
10月5日(火)からクリニック2階部分の工事を始めています。たびたび工事で発生する大きな音でお迷惑をおかけしています。どうかご容赦ください。なるべく待合室に大きく響くような音の出る工事は、休診日に実施しますのでご理解お願いいたします。なお、停電時に備え、太陽光パネルも屋根に設置しました。(稼働はまだです)
新型コロナウイルス感染者数は、全国的に激減した状態が続いています。宮城県でも同様です。しかし、世界ではまだまだデルタ株は猛威を奮っており、南アフリカでは新たな変異株「オミクロン」が出現し、他の国にも広がってきています。ワクチン接種していても感染することがあります。年末年始は人の移動も多くなり、気が緩みがちです。油断せず、3密回避に努めて行動しましょう。
最近の報道で、子宮頸がんワクチンの接種勧奨が来年4月を目処に再開されることが明らかになりました。子宮頸がんワクチンは、平成25年4月に定期予防接種になりましたが、接種後に激しい痛みが持続したり、運動障害を生じた事例が報告され、同年6月に積極的な接種勧奨が差し控えられていました。それにより、定期予防接種ではあるものの、接種率は対象者の1%未満に低迷しました。子宮頸がんは年間約1万人が罹患し、3000人近くが死亡する病気です。予防にはワクチン接種と検診がとても重要です。国は接種のリスクよりも有益性の方がはるかに上回ると結論をだし、9年ぶりに接種勧奨の再開が決まりました。対象は小学校6年生から高校1年生までの女子です。現在、岩沼市では中学校1年生と高校1年生の対象者に周知しており、当院でも接種希望者が増えてきています。多くの小児科医と産婦人科医は、子宮頸がんワクチンの接種を推奨しています。接種機会を逃した方への救済措置も検討される見通しです。
新年あけましておめでとうございます。昨年は皆様方には大変お世話になりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。こどもたちの健康増進のお手伝いができるように、スタッフ一同頑張っていきたいと思います。まだまだ改善する点もあるかと思いますが、笑顔で応対し、みんなが笑顔で帰って行けるようにすることを目指します。
新型コロナウイルス感染者も全国的には増加傾向となり、オミクロン株の市中感染も増え、東北地方でも確認されています。まだまだ今年もコロナと向き合う年になりそうです。コロナワクチンの追加接種や、5歳以上の小児に対するワクチン接種の準備が始まります。どのような接種体制になるのか現時点では不明点も多いですが、岩沼市に協力していきたいと考えています。
発熱患者への対応ですが、来院時に熱がある方、または3日以内に発熱した方は別の場所でお待ちいただき、そこで診療します。保護者のかぜ症状の診察は、現在中止しています。また、保護者のかぜ症状の程度によっては、隔離室や車での診察となります。
インフルエンザワクチンやコロナワクチン接種のため、金曜日の午後外来を休止していましたが、1月から再開します。ただし、今後のコロナワクチン接種体制によっては再び休診になる場合もありますので、ご了承ください。
1月初旬から新型コロナウイルス感染者が急増し、現在第6波の真っ只中となっています。ほとんどがオミクロン株で感染力が強く、保育園、幼稚園や小学校でも感染者や濃厚接触者が多く発生しています。オミクロン株は子どもに感染しやすいのではなく、子どもも大人同様に感染するということです。当院でも発熱した子どもたちが来院されますが、家族の風邪症状の有無や学校などの感染状況などを考慮し、必要がある場合は検査(PCRや抗原検査)を実施しています。日常生活の注意点はオミクロン株になっても同様です。不織布マスクを正しく着けること(鼻まで覆い、顔との隙間をなくする)、十分な換気、3密回避を徹底しましょう。さらに、鼻うがいも有効です(院長も毎日実施しています)。今後の流行状況についてはまだわかりませんが、2月上旬から中旬がピークになるのではないかと推測しています。
まもなく、5~11歳の子どもへの新型コロナワクチン接種が始まろうとしています。この年代の子どもたちへの接種については、非常に悩ましいところです。基礎疾患のない健康な子どもは、感染しても多くは軽症です。副反応は12歳以上と変わりませんが、接種による副反応(発熱など)と発症予防のメリットを理解した上で、接種するかどうか決めましょう。まずは、周囲の大人が確実に接種してください。なお、基礎疾患のある子どもへは接種を推奨します。日本小児科学会からも接種に対する考え方が示されています。院内にチラシを置きますのでご自由にお取りください。