新型コロナウイルス感染拡大防止のため、クリニックでも様々な対策をしています。その対策のひとつとして、このたびWEB問診を導入することにしました。これにより、自宅でスマホやパソコンから問診を入力することが可能になり、来院してからの待ち時間の短縮につながります。また、小さなお子様連れでの問診票記入の大変さが解消されます。来院後に待合室でWEB問診入力も可能です。もちろん、今まで通りの紙の問診票も準備していますので、ご安心ください。スマホでこのQRコードを読み取っていただくと、WEB問診が利用できます。(ガラケーは対応していませんので、ご了承ください。)
こちらのURLからもWEB問診のトップページにアクセスできます。
https://covid19.symview.me/medical_interview_flows/itanokodomo/public/?url_kind=1
WEB問診のトップページには「小児科問診」「再診」「新型コロナウイルス用問診」の3つの問診が用意されています。通常の受診の際には「小児科問診」をご利用ください。風邪などで受診していて、その後の経過での受診や、定期受診、検査結果などの場合は「再診」をご利用ください。新型コロナウイルスが心配な場合は「新型コロナウイルス用問診」をご利用ください。なお、どの問診にも新型コロナウイルス関連の問診項目が含まれています。
WEB問診をされた方は、受付でWEB問診した旨をお知らせください。また、WEB問診は診療予約とは別ですので、ご注意願います。
WEB問診についてもっと知りたいかたは、こちらのサイトを参照ください。
https://www.media-cf.co.jp/service/symview/for_patients/
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当院ももうすぐ開院10周年になりますが、もっと便利になるように診療予約システムを9月3日から変更します。時間予約の方式は変わりません。もちろん予約なしでも受付けます。変更後は受付がスムーズになり、診察の進行状況が待合室のモニターやスマホで確認可能となります。また、予防接種や健診も10月分からネットで24時間予約可能となります(9月分までの予約は今までどおり電話で受付ます)。先月お知らせしたWEB問診との組み合わせで、院内で密になる状況が減少すると期待しています。詳細につきましては、まもなくホームページやリーフレットなどでお知らせする予定です。なお、WEB問診も今月中にバージョンアップを計画しています。
子宮頸がんは日本国内で毎年10,000人が発症し、約3,000人が死亡する深刻な病気ですが、ワクチンを接種し、定期的に検診をうけることによりかなり防ぐことができます。ワクチンと検診は車の両輪で、どちらも大切です。しかし、ワクチン接種後に健康被害が少なからず発生し、副反応も否定できないとの判断で、定期接種であるにもかかわらず、ワクチンの積極的勧奨が2013年から差し控えられています。世界でも同じワクチンが幅広く使用されていますが大きな問題はありませんし、健康被害とワクチン接種の因果関係に対しても、否定的な見解が多いです。近年になり、産婦人科医や小児科医から子宮頸がん撲滅のためには、ワクチン接種は不可欠との声が多く上がり、接種推進にむけて各地で行政に働きかけるなど活動しています。岩沼市では、県内で初めて昨年より対象者に情報提供するようになりました。今年からは中学1年生の女子を対象に、学校からお知らせが届きます。それを参考にして、子宮頸がんのこと、ワクチンのことを知っていただきたいと思います。名取市も岩沼市に追随しました。「どうしようか?」と迷っている方は、相談のため受診していただいて構いません。少しずつではありますが、接種希望者が増えてきています。今のところ、当院で接種された方に重篤な副反応は発生していません。
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9月1日で、いたのこどもクリニックも開院10周年を迎えました。開院後まもなく東日本大震災があり、今年は新型コロナウイルスの流行が続き、大変なことも多々ありましたが、おかげさまでなんとか継続することができました。今後はwithコロナ、postコロナの時代に適応するような変革も実施しつつ、かつ「こどもも親も元気になるクリニック」というモットーは維持して、地域小児医療に貢献したいと思います。引き続きよろしくお願い申し上げます。
先月号でもお知らせしましたが、9月3日(木)から診療予約システムが変わります。予防接種や乳児健診も予約可能です。診療予約は今まで通り時間予約ですが、予約なしで来院されても受付いたします。パソコン、スマホ、タブレットからご利用ください。なお、携帯には対応していませんのでご注意願います。詳細は当院ホームページ等をご覧ください。
9月7日(月)より、インフルエンザワクチンの予約を受付けます。接種は10月6日(火)〜1月22日(金)の指定日となります。今年も予約はインフルエンザワクチン予約専用サイトからのみです。詳細は別途お知らせいたします。今年の冬は、インフルエンザと新型コロナの同時流行が危惧されています。インフルエンザのリスクを低下させるために、極力ワクチンを接種しましょう!
9月7日(月)よりインフルエンザワクチン接種の予約が始まっています。ワクチン接種日は10月6日(火)から1月22日(金)までの指定日です。今年は新型コロナウイルスの関係もあり、予約の埋まりかたが早いです。すでに10月分は残り少なくなっています。接種希望者は早めに予約してください。今年もインフルエンザワクチン予約専用サイトからのWEB予約です。当院ホームページからアクセスできます。通常の診療予約サイトとは別ですので、ご注意ください。
10月からの予防接種・乳児健診は24時間対応のWEB予約となります。ドクターキューブ 診療予約システムから予約してください。予約に際してお困りの場合は、0223-29-4110(今までの予約専用電話番号)までお電話ください。(診療日の10時から16時まで対応)
1.ロタウイルスワクチンが定期接種となります。(8月1日以降に生まれた方が対象)
2.注射生ワクチン(麻疹風疹、水痘、おたふく、BCG)の次に別の注射生ワクチンを接種する場合は、27日以上あけて接種しますが、それ以外の場合の接種間隔に制限はありません。
宮城県内でもクラスターが発生し、連日感染者が発生しています。GoToトラベルキャンペーンなども始まり、人の移動が活発になり、以前のような警戒心が薄れているように思います。気持ちに油断はないでしょうか?これから冬に向かい、低温と乾燥でウイルスが活発化してきます。インフルエンザとの同時流行も懸念されます。もう一度初心に帰り、手洗い、マスク、3密を避けることを徹底しましょう。寒くなりますが、換気もしっかり行いましょう。
発熱患者は電話やWEB問診の内容でトリアージし、新型コロナウイルス感染の疑いが極めて低いと判断した場合は、待合場所は一般と分けますが、通常通り診療しています。疑いがある場合は、コールセンター電話後に駐車場で対応します。なお、現時点では新型コロナウイルスのPCR検査や抗原検査はできません。今後の診療体制については、国や医師会の指導内容を判断材料として、インフルエンザ流行期の体制を検討していきます。
インフルエンザワクチンの予約枠は11月末まで埋まっています。12月はまだ多少空きがありますが、ワクチンが確保できなくなると早めに予約を終了する場合があります。予約される方はお早めにお願いします。
小児の新型コロナウイルス感染は、非常に少ないです。また、感染しても無症状か軽微な症状のみのことが今までの経験からわかっています。冬場は発熱するこどもが多くなりますが、コロナよりも他の病気に注意する必要があります。周りの大人が感染しないように十分注意してください。家族内感染を予防しましょう。引き続き3密を避け、マスク、手洗いを徹底しましょう。
発熱患者は電話やWEB問診の内容でトリアージし、新型コロナウイルス感染の疑いが極めて低いと判断した場合は、受付後に別の待合室にご案内します。そちらで診察、会計を行います。この別待合室を4つ準備しました。基本的に普通の待合室には発熱のない患者さんのみとします。コロナ疑いがある場合は、駐車場で対応します。高校生の風邪症状患者は、コロナ疑いかどうかにかかわらず、すべて駐車場での対応とします(高校生は中学生以下に比べて活動範囲が広く、大人に近い対応が必要と考えられるためです)。現在は保護者の診察や処方は中止しています。
インフルエンザワクチンの予約は、12月中旬以降可能です。1月にも接種日を4回設けています。これから開始しても2回接種できます。インフルエンザ専用予約システムからご予約ください。
新年あけましておめでとうございます。まだまだwithコロナの時代は続きますが、マスク・手洗い・3密回避で乗り切りましょう。今年もよろしくお願いします。
インフルエンザワクチン接種期間は土曜日の午後外来を休診にしていましたが、土曜日のワクチン希望者増加に対応するため、今後も継続することになりました。土曜日午後の一般外来はなくなり、ワクチン・乳児健診のみとなります。ご理解ご協力お願いします。
冬になり、発熱を伴う風邪症状の患者さんが増えてきました。当院では発熱患者はそれぞれ別の待合場所で診察しています。予約時間に来院されても、待合場所が埋まっていれば車待機となります。また、発熱患者が多くなれば受付から会計までの時間も長くなり、全体の待ち時間が長くなります。予約してもかなり待ったり、予約なしの方の待ち時間が見通せない状況で、皆様には大変ご迷惑をおかけしていました。今後もコロナを警戒しながらの診療が続くので、状況は変わらないと思われます。そこで、待ち時間の目安がつけやすいように、当面は診療予約を中止することにしました。来院順に番号札を受け取ってもらいます。外来の進行状況は、ドクターキューブの画面から院外でも確認することができますので、受付後は車待機などが可能です。WEB問診は必ず事前に入力してください。なお、予防接種や乳児健診は時間予約を続けます。
こどもが発熱すると、コロナではないか?と心配される方も多いと思います。しかし、今までの小児感染例をみると、高熱が続くことはまずありません。8割は熱がなく、無症状か軽微な症状がほとんどです。つまり、熱が高くてもコロナの確率は低く、逆に熱がなく軽い風邪でもコロナを否定できないのです。では、どうやってコロナを疑うのでしょうか?こどもが先にコロナに感染して、周囲の大人に感染を広げることはまれです。大人から濃厚接触のこどもに感染する可能性があるので、保護者などこどもがよく接触する大人の健康状態が注目ポイントです。周囲の大人にコロナの疑いがなければ、当院では発熱の有無にかかわらず、風邪症状のこどもは普通に診療しています。ただし、溶連菌やインフルエンザなど、のどや鼻からの迅速検査は極力控えています。やむを得ず実施する場合は、時間を指定して駐車場で防護体制を取った上で行います。
日本脳炎ワクチンの供給が春から11月までストップします。そのため、希望する方全員に接種することは不可能となりました。国からも1回目、2回目の接種を優先するようにとの通達がでていますので、追加や2期の方は来年までお待ちください。ただし、年齢制限を超える場合は連絡ください。日本脳炎ワクチンに関しては、現在WEB予約を中止しています。ワクチン問い合わせ専用電話にて受付けます(0223-29-4110)。なお、ワクチン入荷状況によっては、1回目や2回目の接種も予約できない場合があります。ご理解ご協力よろしくお願いいたします。
先月下旬より、くしゃみ・鼻水・目の痒みを訴えて来院される方が増えています。スギ花粉の季節が始まったようです。症状がひどくなる前に予防薬の内服を開始しましょう。当院でも点眼薬や点鼻薬も処方可能です。花粉症も低年齢化が進んでおり、2歳ぐらいでも発症します。また、花粉症は大人になってから発症する場合もあります。昨年大丈夫でも今年は油断できないかもしれません。
麻疹風疹ワクチンの2期は、小学校に入る前の年度に接種します。今度の4月から1年生になるお子さんは、3月末までが定期接種の期限です。これを過ぎると有料になりますのでご注意ください。3月は予防接種推進月間です。麻疹風疹ワクチン以外にも忘れているワクチンがないかどうか、母子手帳を確認してみましょう!罹って良い病気などありません。ワクチンで予防できる病気は、ワクチン打って予防しましょう!
2月下旬にクリニック全体を光触媒コーティングしました。コーティングした部分に太陽光や蛍光灯の光が当たると、活性酸素が発生しウイルスを分解します。新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスに効果が期待できます。スリッパから待合室や診察室の触れるところ全てに施工しています。これにより接触感染のリスクの低下が期待できます。なお、健康への影響はありません。
いよいよ新しい年度がスタートしました。新入園、新入学の季節ですね。この時期はかなり緊張したり無理をして、体調を崩すことも珍しくありません。親子ともに気持ちに余裕を持って行動しましょう。まずは、規則正しい生活リズムができるようにしてみましょう。その基本となるのが、「早寝、早起き、朝ごはん」です。テレビやゲームも親子で時間を決めて、長時間しないように注意しましょう。
先月中旬から宮城県内では新型コロナウイルス感染者が急増しています。毎日100人ごえは普通になり、ついに200人という数字もでました。今の県内の流行は変異ウイルスではないようです。感染者の年齢分布も幅広く、乳幼児や学童の感染者も発生しています。それに伴い新型コロナウイルス感染者に遭遇する機会は、小児科でも増えてきています。今、仙台市内(近郊も含む)の小児救急医療、入院は危機に瀕しています。コロナ感染だと疑わず、入院後にコロナ陽性だった事例が発生し、対応した医師や看護師が濃厚接触者となり、自宅待機になっています。そのため人手不足で通常の外来診療や救急対応もできず、小児医療が逼迫しています。もう1週間程度で危機は脱出できると思いますが、多くの病院小児科が連携して、なんとかやりくりしています。そのため、当院を受診して入院の必要がある場合も、少し遠くの病院をご紹介することもありますので、どうぞご理解とご協力をお願いいたします。
これだけ感染者が増えてくると、コロナかコロナでないかを見極めるのは非常に難しくなってきます。感染経路不明者も多いので、無症状感染者が市中に多く存在すると考えられます。こどもからこどもや大人に感染する場合もそれなりにありますが、多くは大人からこどもへの感染です。親に風邪症状がある場合や、家族で何人も体調不良の方がいる場合などは、当院外来でも今までより慎重に対応する場合もでてきますので、ご協力よろしくお願いいたします。大人で風邪症状がみられたら、PCR検査をされたほうが良いと思います。まだまだ流行の収束は見えない状況ですが、確実なマスク着用、手洗い、3密回避を徹底し、感染予防に努めましょう。