早い人では2月中旬から症状がでたようですが、これからが花粉症シーズンの本番です。花粉症の症状は、目のかゆみや充血、水様の鼻水、鼻づまり、そしてくしゃみなどです。花粉症は2歳以下ではほとんどありませんが、それ以上の年齢ではいつでも発症します。去年まで大丈夫でも、今年から花粉症になることがあるのです。花粉症は当院でも対応しますので、どうぞご相談ください。
予防接種はたくさんの種類があるので、何をいつ接種すればよいかわからなくなりそうですね。こんな時はどうぞご相談ください。特に、麻しん風しんワクチンには注意しましょう。2回接種しますが、2回目が小学校に入る前の年度です。すなわち、4月から1年生になるお子さんは、遅くとも今月中に接種しなければいけません。それを過ぎると定期接種とはならず、任意接種として有料になります。とても大切なワクチンなので、有料でも接種する必要があります。どうぞ、忘れている方は早めに予約して接種しましょう。
新年度がスタートしましたが、4月1日からおたふくかぜワクチンの接種費用が一部助成されます。亘理町などではすでに助成されていますが、岩沼市でも始まります。対象は岩沼市に住所を有する1歳以上3歳未満の幼児で、すでにおたふくかぜワクチンを接種したことがある方や、おたふくかぜにかかったことのある方は対象外です。助成額は2,500円です。病院の窓口で支払う接種費用が2,500円減額されます。これは岩沼市の予防接種委託医療機関で接種した場合に適用されます。その他の医療機関(岩沼市内、宮城県内)で接種した場合は、償還払いによる助成となります。詳しくは岩沼市役所にお尋ねください。
この助成により、おたふくかぜワクチンを接種するこども達が増えることを望みます。おたふくかぜは決して軽い病気ではありません。髄膜炎になったり、耳が聞こえなくなることもあります。現在は任意接種ですが、2回接種が予防に有効です。
当院では診療予約システムの改良を進めていますが、予約をご自分でキャンセルできるようになりました。今までは電話連絡しかなかったのですが、これで少し便利になったと思います。新たに予約を取り直す時は、一度キャンセルしてから予約してください。2つ同時には予約できません。また、予約をしても受診しない場合は、必ずキャンセル操作をしてください。
先月、生後6ヶ月の男の子が離乳食として与えられた蜂蜜が原因と見られる、乳児ボツリヌス症で死亡していることがニュースになりました。ボツリヌス菌は土壌(土の中)や泥の中で発育して、毒素をだします。また、菌の増殖に不向きな環境の時には、芽胞を形成します。この芽胞は滅菌しづらく、高温高圧でも死滅しません。そして、蜂蜜の中にはボツリヌス菌の芽胞が入っていることがあるのです。(ただあるだけで、毒素はつくっていません。)
乳児がボツリヌス菌の芽胞を含む蜂蜜を食べると、大腸の中で増殖した菌から作られる毒素によって乳児ボツリヌス症が発症します。1歳を過ぎると正常な大腸細菌叢が形成されるため発症しません。初期症状は、便秘、元気がない、哺乳不良、泣き声が弱いなどです。ボツリヌス菌の毒素は神経を麻痺させるので、進行すると呼吸筋が麻痺して呼吸できなくなり、死に至ることもあります。加工品も含めて、ハチミツは1歳すぎてからですよ!!
今の時期は、とても暑い日もあれば涼しい日もあり、体調管理がむずかしいと思います。からだの方もまだ暑さに慣れていないので、真夏よりもむしろ熱中症に注意する必要があります。
熱中症は屋外だけで発生するわけではありません。屋内にいても、気温や湿度の関係で発生します。
水分や塩分を早め早めに補給しながら、外出時は帽子をかぶるなどして、熱中症予防に努めましょう。
ツイッターで外来の混雑状況や感染症流行情報を随時お知らせしています。
院長とスタッフの両方で発信しています。参考にしてください。
梅雨に入り、じめじめと蒸し暑い日が続いています。この時期はぜんそく発作で来院する患者が多くなります。気候とぜんそく発作はなぜか関連するようです。さらに、夏かぜも流行しているので、かぜをきっかけとして発作を起こすこともあります。ぜんそくがある方は十分気をつけてください。ずっと良好な状態をキープしていても、急に大きな発作を起こす場合もあります。
小学生は夏休み真っ最中ですね。楽しい計画もいっぱいあることでしょう。交通事故、熱中症、海やプールでの水の事故、やけど、転倒・転落事故など、身の回りには危険がいっぱいですよ。夏は気持ちも緩みがちですが、事故に注意して過ごしましょう。
9月1日で、当院も開院7周年となりました。途中で大震災もありましたが、なんとか頑張っています。“こどもも親も元気になるクリニック”をモットーに日々診療しています。親が安心して子育てできる環境づくりの一翼を担えれば嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。
9月16日(土)より、インフルエンザワクチン接種の予約を開始します。接種期間は10月14日(土)から12月26日(火)です。詳細は別途にお知らせします。今年も例年同様にインフルエンザワクチン予約専用サイトからのインターネット予約を予定しています。
10月1日(日)に東北・みやぎ復興マラソンがはじめて開催されました。岩沼などの被災地沿岸部を走るコースで、当院からも院長とスタッフ3人が6kmを、スタッフ1人がフルマラソンを走りました。皆様のご声援のおかげで、全員完走することができました。震災を忘れることなく、前に進んでいきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
◎朝晩はめっきり涼しくなってきました。季節の変わり目は体調を崩しやすくなります。風邪もひきやすくなりますし、喘息発作も起こしやすくなります。十分に体調管理に気をつけてお過ごしください。
朝晩は冷え込むことが多くなりました。先月からぜんそく発作で来院する方が増えています。ぜんそく発作は季節の変わり目に起こしやすくなります。また、秋は空気が冷たく乾燥しており、その中で持久走などの運動を行うと発作を起こしやすくなります。さらに、ぜーぜーしやすい風邪のウイルスに感染する機会も多いことも誘因の一つです。乳児から中学生まで、症状が長期間なかった方も十分に注意して過ごしましょう
現在インフルエンザワクチン接種中です。今シーズンはワクチンの供給量が少ないため、当院でも予約可能人数は去年より減少しています。11月23日の集中接種日を除くと、すでにほとんどの予約枠が埋まっている状況です。申し訳ございませんが、予約が取れない場合は他院をご利用ください。なお、インフルエンザワクチンと他のワクチンを同時接種する場合は、電話や来院時など、通常ワクチンの予約と同様にできます。詳しくはスタッフにお尋ねください。
最近の外来は大変混み合っています。寒くなってきた影響もあるのか、体調不良の子どもたちが急増しています。また、さまざまな感染症も入り乱れて流行しており、待合室も慌ただしくなっています。特に目立つのは午後からの外来の混雑ぶりです。休診明けの曜日はなおさらです。待ち時間が長くなりご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力よろしくお願いします。
インフルエンザワクチン予約は12月28日(木)までです。すでにほとんど予約枠が埋まっている状態です。他のワクチンとの同時接種も含めて、新規の予約受付は終了しています。体調不良による予約日の変更は可能です。12月中に2回目の接種ができない場合もあるかもしれませんが、今年はワクチン不足のため先の見通しがたちません。12月下旬のワクチン確保状況をみて、再度ホームページ等でお知らせします。ご不明の点はお問い合わせください。
12月~3月までの土曜日の午後6時~9時の間、名取市休日夜間急患センターで小児科診療が行われます。名取、岩沼の開業小児科医が中心となり、交代で診療いたします。曜日や時間の制約はありますが、どうぞご利用ください。なお、日曜、祝祭日は今まで通り日中の時間帯(午前9時~12時、午後1時30分~4時30分)のみ小児科対応しています。