入園、入学など新たな生活が始まり1ヶ月が経ちましたね。子どもたちも最初はかなり緊張したり無理をして、毎日頑張っていたかもしれません。ちょうど慣れてきた今頃になって、体調を崩すことが珍しくありませんよ。これからの季節は気温の変化も大きくなります。体調管理がますます大切となってきます。そのためには、規則正しい生活リズムができるようにしてみましょう。具体的には「早寝、早起き、朝ごはん」をまず実践しましょう。これは人間の心身を健康に保つための基本中の基本です。夜更かしせずに早く寝て、朝ごはんを食べる余裕がある時間に起きましょう。朝ごはんを抜くと、勉強の能率が下がります。また、イライラしやすくなります。体調を整えるためにもう一つアドバイス!適度な運動も必要です。外遊びもして体を動かしましょう。テレビやゲームは親子で使用時間を決めて、長時間しないように注意しましょうね。
絵本は子どもたちの情緒を育てるのに最高の教材です。こどもの想像力が膨らみます。テレビ、ビデオ、携帯ゲーム、インターネットなどの電子メディアがあふれた時代ですが、親子で絵本に触れる機会を作って下さい。親子関係にもプラスになります。岩沼市でも“絵本のひろば”事業を毎月実施しています。仕掛け絵本や大型絵本などの珍しい絵本の展示や絵本の読み聞かせもあります。詳しくは岩沼市子育て支援センターにお問い合わせください。
先月から気温の高い日が多いですね。今の時期は、からだがまだ暑さに慣れていないので、真夏よりも熱中症に注意する必要があります。水分補給を心がけ、外出時は帽子をかぶるなどの熱中症対策をとりましょう。熱中症は屋外だけで発生するわけではありません。屋内にいても、気温や湿度の関係で発生します。“からだがだるい”、“頭が重くて痛い”、“気持ち悪い”、などの症状がみられたら、熱中症の初期症状が疑われます。涼しい場所に移動して、イオン飲料水を補給しましょう。
“あなたは、とっさの時に子どもの命を守れますか?”心肺停止などの時は、最初の数分が生死を分けてしまいます。心臓マッサージや人工呼吸、さらにはAEDの使用方法などを理解し、訓練しておきましょう。消防署などでも講習会を実施しているので、一度は受講することをお勧めします。岩沼消防署で、小児の普通救命講習会が6月25日(土)に開催されます(要予約)。
子どもの周りには危険がいっぱいです。子どもは好奇心のかたまりなので、大人が思いもよらない行動をすることもあります。転倒・転落で頭を強打したり、タバコ、おもちゃのかけら、乾燥剤、洗剤、大人の薬を食べたりするかもしれません。ボタン電池は特に危険です。夏は水の事故にも特に注意が必要です。海、プール、川などで溺れないように、子どもから目を離さないようにしてください。乳児はお風呂でも溺れますよ。また、先月号でもお知らせしましたが、熱中症にも十分気を付けてください。車のなかは高温になります。絶対に子どもだけ車内に残さないようにしてください。事故に注意して楽しい夏を過ごしてください。
最近よく訊かれます。みなさんはどう思いますか?中学生まででしょうか?それとも高校生まで?正解は・・・・・いつまででも大丈夫です。高校を卒業しても、20才を過ぎても受診して平気です。小児科外来の待合室には小さい子どもたちがあふれていますので、その環境が気にならなければ、継続して社会人になってでも来てください。特にぜんそくなど慢性疾患の場合などは継続して診ていきます。実際に大学を卒業した後でも、定期通院している方もいます。小児科に行くのはちょっと恥ずかしくて嫌だと本人が思った時が、小児科卒業の時でしょうね。
抗生物質について皆さんは誤解していませんか?抗生物質は溶連菌などの細菌感染症を治療する薬です。普通の“かぜ”は細菌ではなくウイルス感染なので、いくら高熱が続いても、咳がひどくても、のどが真っ赤でも効果ありません。抗生物質が必要な場合は、かなり限られます。また、早めに内服しても症状がひどくなるのを予防する効果は認められません。不必要な抗生物資の内服は、利益よりも不利益の方が多くなります。もう一度、考え直しましょう!
最近リオデジャネイロオリンピックに関連して、ジカ熱の話題をよく耳にします。中南米を中心に流行している、蚊が媒介する感染症です。同じく蚊に刺されて発症するデング熱も2年前に日本で発生し問題となりました。少し前に日本でもデング出血熱で死亡例がでたとニュースになっていました。なるべく蚊に刺されないように気をつけましょう。また、日本脳炎もウイルスをもった蚊に刺されて感染します。幸い日本脳炎には有効なワクチンがあり、定期予防接種となっています。忘れないで接種しましょう。
9月12日(月)より、インフルエンザワクチン接種の予約を開始します。接種期間は10月13日(木)〜12月26日(月)です。詳細は別途お知らせいたします。なお、岩沼市の中学3年生は岩沼市の新規助成対象になりましたので、1,300円の自己負担で接種できます。
8月10日(水)〜8月14日(日)、 8月26日(金)〜8月28日(日)
9月1日で当院も開院6周年になりました。これも利用していただいた皆様のおかげです。これからも地域の皆様が、こどもも大人も元気になるように努めて参りたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
ついにB型肝炎ワクチンが定期予防接種になります。平成28年4月1日以降に生まれた児で、接種時に満1歳未満の児が対象です。それ以外の場合は任意接種です。B型肝炎ワクチンはがん予防ワクチンとしての効果も期待されます。定期予防接種の対象外の場合でも、接種をお勧めします。詳細は各市町村、または当院スタッフまでお問い合わせください。
9月12日(月)より、インフルエンザワクチン接種の予約を開始します。接種期間は10月13日(木)〜12月26日(月)です。詳細は別途お知らせいたします。なお、岩沼市の中学3年生は岩沼市の新規助成対象になりましたので、1,300円の自己負担で接種できます。
夏かぜが引き続き流行しています。ヘルパンギーナの流行は下火ですが、手足口病が増えてきました。今年は発疹が全身に広がるケースも目立ちます。
◎9月8日(木)午後の一般外来(ワクチンのみ)
◎9月14日(水)〜9月22日(木)
只今、インフルエンザワクチン予約中です。接種期間は10月13日(木)~12月26日(月)です。1回4,000円で、13歳未満は原則2回接種となります。なお、岩沼市の中学3年生は岩沼市の新規助成対象になりましたので、1,300円の自己負担で接種できます。予約はWEB予約のみです。インフルエンザワクチン予約専用サイトから予約してください。右のQRコードからも予約サイトにアクセスできます。土曜日の夕方に多くの接種枠を設けています。また、11月3日(木)と11月23日(水)の祝日にもワクチンを集中接種します。ご利用ください。
発熱と咳込みで来院する患者さんがあふれています。待ち時間がかなり長くなっていますが、ご了承ください。よろしくお願いします。
朝晩は冷え込むことが多くなりました。先月からぜんそく発作で来院する方が増えています。ぜんそく発作は季節の変わり目に起こしやすくなります。また、秋は空気が冷たく乾燥しており、その中で持久走などの運動を行うと発作を起こしやすくなります。さらに、ぜーぜーしやすい風邪のウイルスに感染する機会も多いことも誘因の一つです。乳児から中学生まで、症状が長期間なかった方も、十分に注意して過ごしましょう。
インフルエンザワクチン接種中です。まだ予約枠は残っています。インフルエンザワクチン予約専用サイトから予約してください。
RSウイルス感染症が流行しています。 高熱とぜーぜーするような咳、鼻水が特徴です。2 歳未満の子どもが罹患すると、症状がより強く出ます。特効薬はないので、一般に症状が長 引きます。改善するまで1週間以上かかることも多いです。また、RSウイルス感染症が疑わ れるような症状でも、RSウイルスではないこともあります。同じような症状を引き起こす他の ウイルス感染症も流行中です。
マイコプラズマ感染症も流行中です。RSウイルス感染症よりも年長児、学童で目立ちます。 特徴は咳き込みが長く続くことです。高熱が続くこともあれば、微熱程度のこともあります。咳 き込みの影響で胸痛を訴えることもあります。マイコプラズマに有効とされる抗生物質を使用 しても改善するまで時間がかかります。
インフルエンザの流行は現時点では見られません。10月中旬に市内の中学校で流行があ りましたが、その後は沈静化しています。今後の動向に注意が必要です。
皆さんは当院にホームページがあるのをご存知でしょうか?平成22年の開院と同時に立ち上げました。さまざまなお知らせや恵み野カエル通信などを発信してきました。しかし、より多くの情報を伝えたいと思い、先月下旬にホームページをリニューアルしました。今までとは全く違うカラフルで見やすいものになっています。スマホ版もありますので、どうぞご利用ください。
インフルエンザワクチン予約日は12月26日(月)までです。すでにほとんど予約枠が埋まっている状態です。それまでに2回接種できなかった場合は、1月に電話予約で受け付けます(インフルエンザワクチン専用予約システムが終了するため)。ただし、通常の予防接種の時間帯のみで、1月末までの対応となります。1月から新規にワクチン接種をスタートすることはできません。よろしくお願いします。
感染性胃腸炎が大流行しています。全国的にみても、ここ数年で最も流行しています。ノロウイルスやロタウイルスが原因のこともありますが、嘔吐下痢を起こす風邪のウイルスが主 たる原因のようです。嘔吐と発熱で発症することが多く、遅れて腹痛や下痢がみられます。症状がひどい場合でも、比較的短期間(数日)で回復します。家族内感染に注意しましょう。感 染予防の基本は、正しい手洗いです。
インフルエンザが発生しています。全国的には過去最も早く流行に入ったとのことですが、 当院周辺ではまだ流行期には入っていません。現在発生しているインフルエンザは、ほとんどがA型です。しかし、県南の地域ではB型が流行しているところもあるようです。寒くなり空気も乾燥しているので、今後ますます注意が必要です。手洗い、うがいを励行しましょう。
新しい年が始まりました。今年は酉年ですね。鳥の目線で全体を診ることを意識して診療にあたりたいと考えています。「木を見て森を見ず」にはならないようにしたいと思います。今年も少しでも進化したクリニックになるように、スタッフ一同頑張っていきます。皆様どうぞよろしくお願いいたします。
現在、MR(麻疹風疹)ワクチンと日本脳炎ワクチンが大変不足しています。必要本数が確保できません。いつ、何本入荷するかが不明です。この状態はまだしばらく続くと思われます。当院では予約は受付していますが、入荷待ちの仮予約となる場合があります。皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご協力よろしくお願いいたします。なお、ホームページでも情報提供しますので、ときどきチェックしてください。
12月〜3月、名取市急患センターでは休日の日中に加えて、土曜日の午後6時から9時までの間、小児科医による小児科診療を実施しています。どうぞご利用ください。
●感染性胃腸炎の流行は収束に向かっています。
●インフルエンザに注意が必要です。12月にかなり流行しましたが、年末年始の冬休みを挟み、少し落ち着いた印象もあります。例年1月中旬から本格的な流行が始まりますので、今後の動向に注意しましょう。
●マイコプラズマ感染症も引き続き流行しています。
1月中旬からインフルエンザが流行しています。当院周辺ではA型の流行ですが、仙台市などではB型も発生しているようです。昨年12月の流行時に、インフルエンザに罹っていても油断しないでください。違う型のインフルエンザにかかることもあります。A型にもソ連型と香港型の2種類あるのです。典型的なインフルエンザの症状は突然の高熱、頭痛、からだの痛みとだるさです。しかし、比較的元気で、微熱と軽度の頭痛、からだのだるさのみの場合もあります。周囲に流行があれば、このような場合でも検査が必要となります。知らないうちにウイルスを撒き散らすことは、避けなければいけません。流行は少なくともあと1ヶ月は続くと予想されます。これからの季節、インフルエンザに気をつけて過ごしましょう。
当院のホームページをリニューアルしたのに伴い、ツイッターを始めました。外来の混雑状況や、インフルエンザをはじめ感染症の流行状況などを発信していきます。また、急なお知らせなどもツイッターで発信することがありますので、ときどきチェックしてください。ホームページからご覧になれます。院長の私的なこともつぶやきますので、お楽しみに!?