ロタウイルスは乳幼児の嘔吐下痢症の主な原因ウイルスです。最近ロタウイルス感染が急増しています。特に保育園などでは一気に感染が拡大するので、注意が必要です。下痢便や嘔吐物の中にウイルスが大量に含まれています。感染経路は(1)経口感染:ウイルスが手について、それを口に入れることにより感染する。乳幼児が触りそうな所にはウイルスが付着しています。(2)飛沫感染:下痢便や嘔吐物からウイルスがまき上がり、それを吸い込む事により感染する。予防は(1)しっかり手洗いする。(2)嘔吐物の処理は手袋、マスク着用で行う。(3)アルコール、または次亜塩素酸による消毒。症状は繰り返す嘔吐、水様の下痢、腹痛です。下痢は少しクリーム色がかっていたり、臭いが強烈だったりします。高熱になることもあります。この病気は特に脱水症状に注意が必要です。OS-1などの経口補水液(胃腸炎などの時の水分補給に有効なイオン飲料水)を上手に利用しましょう。
接種対象年齢は生後6週~24週です。
この期間に2回、ワクチンを飲みます。ただし、任意接種なので有料です。
3月になってピークは過ぎたものの、なおインフルエンザの流行が続いています。現在はB型が主流となっています。今年のB型の患者さんをみていると、すぐに良くなる人が多い半面、インフルエンザの薬を使用しても4~5日解熱しない場合も目立っています。インフルエンザそのものでも発熱が持続する事がありますが、他のウイルスや細菌が混合感染していることもありますので、治りが悪い場合は再度受診して下さい。
そろそろスギ花粉が飛散しているようです。目のかゆみ、くしゃみ、鼻水などの症状で受診する方が増加しています。毎年ひどい症状になる方は、シーズンを通してアレルギー予防薬を使いましょう。また、花粉症かな?と思う方はご相談ください。
4月は寒い日があったり、暖かい日があったりで寒暖の差が大きい月です。さらに、新年度のスタートで生活リズムが変化するので、体調を崩しやすくなります。カゼをひくことも多くなるかもしれません。また、季節の変わり目はぜんそく発作にも注意が必要です。調子よく過ごしている人も油断しないようにしましょう。
花粉症の患者がかなり増えてきています。まだまだスギ花粉の飛散は続きますので、引き続き予防しましょう。最近は花粉症の低年齢化も進んでいますが、1歳以下の花粉症はほとんどみられません。
インフルエンザの流行はかなり下火になりました。ただ、4月になっても発生はしているので注意してください。ロタウイルスによる胃腸炎も少なくなってきました。最近は特別な感染症の大流行はみられませんが、水痘、おたふくかぜは年間を通して小さな流行があります。保育園などでは流行が拡大しやすいので気をつけて下さい。溶連菌感染症もときどき発生しています。発熱、のどの痛み、体のしっしんなどが主な症状です。今後、流行するかもしれません。
絵本は子どもたちの情緒を育てるのに最高の教材です。こどもの想像力が膨らみます。テレビ、ビデオ、携帯ゲーム、インターネットなどの電子メディアがあふれた時代ですが、親子で絵本に触れる機会を作って下さい。親子関係にもプラスになります。
5月16日(水) 午前10時~11時
当院駐車場にて“絵本のひろば”が開催されます。
仕掛け絵本や大型絵本などの珍しい絵本の展示や絵本の読み聞かせもあるよ!親子でお越しください。なお、雨天時は中止となります。
<診療時間> 午前9時~12時、 午後2時~5時
※診療予約システムも利用できます。
※調子悪い場合は、極力早い時間帯に来院してください。
☆今月は、休診や代診があります。お間違えのないようにお願いいたします。
日本小児科医会と宮城県小児科医会の支援で、被災地ロタワクチンプロジェクトが進行中です。ロタウイルスによる嘔吐下痢症は、乳幼児では入院する事も多い病気です。これを予防するのがロタウイルスワクチンです。任意接種で高価なワクチンですが、東日本大震災で住宅が全半壊した方は無料で接種できます。ただし、居住地によっては該当しない場合もありますのでお問い合わせください。岩沼周辺の沿岸地区はすべて大丈夫です(仙台市は除く)。また、10月までの限定プロジェクトですので、予算がなくなり次第終了いたします。
☆今月は、休診があります。お間違えのないようにお願いいたします。
いよいよ9月1日より不活化ポリオワクチン接種が開始されます。今までの生ワクチンは2回飲むタイプでしたが、今回の不活化ワクチンは3種混合ワクチンと同様に合計4回注射します。また、集団接種ではなく個別接種になります。当院でも9月から接種開始予定ですが、予約開始時期はまだ決まっていません。決まり次第お知らせします。すでに2回生ワクチンを飲んでいる方は接種不要です。1回飲んでいる方はあと3回接種が必要です。不活化ポリオワクチンも他のワクチンと同時接種が可能です。岩沼市では8月20日(月)~23日(木)の間、生ポリオワクチンの集団接種が保健センターで実施されます。1回だけ生ポリオワクチンを接種している方は、もう1回飲めば不活化ワクチンをあと3回接種する必要がなくなるのでお勧めします。ただ、不安がある方は不活化ワクチンを受けましょう。なお、11月になると3種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンが一緒になった4種混合ワクチンが利用できるようになります。
8月15日(水)~8月22日(水) 休診です。
*休診中はご迷惑をおかけしますが、他の医療機関または仙台市急患センターなどをご利用ください。ご理解とご協力のほどお願いいたします。
9月1日で当院が開院して2年になりました。皆様方に支えられてここまで来ることができました。本当にありがとうございました。今後とも地域に根差し、子育て支援センターとして皆様方に笑顔をお届けできるように頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
9月3日より当院でも不活化ポリオワクチン接種が開始されました。今回の不活化ワクチンは3種混合ワクチンと同様に合計4回注射します。只今、予約受付中です。急いで接種する必要はありませんが、現在のところまだ予約枠に余裕があります。詳しくはスタッフにお尋ねください。
9月29日(土)午後、10月6日(土)午後、10月27日(土) は休診です。
~仙台放送「ドクターサーチみやぎ」のテレビCMに出演中です!~
10月15日からインフルエンザワクチン接種が始まります。ただいま予約受付中です。予約はインフルエンザワクチン予約専用サイトからのWEB予約のみですので、ご了承ください。
11月1日より3種混合ワクチンと単独ポリオワクチンが一緒になった4種混合ワクチンが開始予定となっています。現在まだ詳細はわかっていませんが、かなり品薄になるようです。11月初めから希望者すべてに接種するのは困難と思われます。すでに4~5か月児の場合は3種混合ワクチンと単独ポリオワクチンの接種をお勧めします。4種混合ワクチンの予約は詳細が明らかになってからとなりますので、しばらくお持ちください。
10月6日(土)午後、10月27日(土)は休診です。
11月1日より3種混合ワクチンと単独ポリオワクチンが一緒になった4種混合ワクチンが開始予定でした。しかし、ワクチンの入荷状況は予想以上に厳しいです。当院でもまだ数本しか入荷していません。今後もしばらくはこのような状態が続くようです。従いまして、とても予約を受け付ける状況ではありません。当院では11月に4種混合ワクチンの接種はできません。現在のところ予約開始は12月頃の見込みです。国や県は、4種混合ワクチンは8月生まれの人が11月に接種することを基準に考えています。ですから、それ以前に生まれている方で開始を待っていた方も多いと思いますが、待っても接種できません。ワクチンが足りないのです。早めに3種混合ワクチンと単独ポリオワクチンで進めていきましょう。当院で予約を受け付けるときも8月以降に生まれた方を優先します。(8月以降に生まれた方でさえ、4種混合ワクチンを接種できない場合も考えられます。)
11月、12月はインフルエンザワクチン接種にかなりの時間を費やします。そのため、それ以外の予防接種や乳児健診枠が縮小されていますので、すぐに予約が取れない状況です。希望するスケジュールどおりに予約できないこともありますので、この点をご了承願います。
水痘の流行が続いています。その他の大きな流行はみられません。マイコプラズマ感染症やRSウイルス感染症も下火になりました。
<土曜日の午後はワクチン接種のみで一般外来は休診となります。>
11月17日(土)は休診です。
11月下旬より岩沼市内でもインフルエンザの流行が始まっています。特に西部地区の幼稚園、保育園で流行しています。現在の流行はA香港型のインフルエンザです。十分気を付けてください。インフルエンザの診断は鼻に綿棒をいれて行いますが、インフルエンザでもすべてが陽性の反応にはなりません。発症して間もない時は陰性のこともあります。したがって検査結果にかかわらず、周辺の流行状況や本人の症状を総合的に評価して診断しています。インフルエンザと診断されたら、早く解熱して元気になった場合でも最低5日間は自宅療養してください。さらに解熱後2日経過していることも必要です。また、熱が下がってもせき込みが激しかったり元気がない場合は、症状が落ち着くまで休んでください。1週間以上かかる場合もあります。
<土曜日の午後はワクチン接種のみで一般外来は休診となります。>
12月15日(土)は休診です。
12月28日(金)午後~1月3日(木)年末年始の休診です。