9月1日に開院して以来、早いもので1カ月が経ちました。おかげさまで順調なスタートを切ることができました。これからも地域の小児医療に貢献できるように努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
当院のロゴマークはカエルです。どうしてカエルにしたと思いますか?これにはいくつかの理由があります。以下に列挙してみると、この地域にカエルが多いこと、皆さんに元気になっておうちにカエってもらいたい、カエル場所=ホームドクターになりたい、カエル=チェンジ、すなわち子どもたちのために既成の概念やシステムを変えていきたい、などです。さらに、カエルは両生類で陸でも水でも生活できます。一つの専門分野だけ診るのではなく、幅広く子ども全般を診る医療がしたいという意味もあります。このようなさまざまな思いを込めてカエルのロゴマークにしました。また、親子のカエルにしたのは、子どもも親も元気になってもらいたいという気持ちからです。カエルの子どもはオタマジャクシだぞ、なんて言わないでください。カエルの子はカエルなんです。以上の理由により親子のカエルが板の上に乗っかっているロゴマークが誕生しました。みなさん、おわかりになりましたか!
岩沼市では小学校6年生から中学校3年生の女子で、希望者には子宮けいがんワクチンを全額公費助成で実施しています。当院も接種医療機関になっていますので、ご希望の方は事前に予約してください。予防接種の時間帯は決まっていますが、その時間帯に来れない場合には調整しますのでご相談ください。
当院では一般診療の予約をインターネット経由のみで行っています。岩沼地区ではなじみが薄いので当初はどのくらいの方が利用するのか見当がつきませんでした。しかし、予想以上に多くの方が予約してくれています。予約してもかなり診察まで待つこともあるのですが、それでも受診される時刻が分散されますので待ち時間の短縮につながっています。これから冬場に向けて予約枠の増加も検討していきたいと思います。
昨年の今頃は新型インフルエンザが猛威をふるい始めたころで、どこの病院もインフルエンザ患者であふれかえっていました。今年は現在のところ新型インフルエンザの流行の話は聞きません。しかし、仙台市内ではA香港型のインフルエンザが保育園で集団発生したり、名取市の医療機関でもインフルエンザの患者を診断しています。そろそろ、岩沼でも発生するかもしれません。油断できない状況となってきています。インフルエンザにかからないために、手洗いやうがいを励行しましょう。人込みではマスクをお勧めします。また、咳が出ている方はエチケットとしてマスクをしてください。クリニック内にもマスクを置いてありますので、ご自由にお使いください。インフルエンザワクチンを考えている方は、早めに接種するように予約しましょう。当院の予約枠はかなり埋まってきています。11月の土曜日はほぼいっぱいですが、平日はまだ余裕があります。16時、17時の予約枠もほとんど空きがない状況です。申し訳ございません。
おたふくかぜの流行は下火になってきました。しかし、まだ発生は続いています。
原因は特定できませんが、高熱がつづく症状の方が増えてきました。何らかのカゼのウイルスだと思われます。
ずいぶんと寒くなってきましたね。季節の変わり目は喘息がある方は要注意です。寒暖の差が大きかったり、低気圧が近づいたりすると、発作が誘発されやすくなります。今まで調子よく過ごしていても、油断しないで生活しましょう。定期的に処方されている薬があれば、確実に服用しましょう。当院で家庭用吸入器を購入することができます。夜間発作が多いような方は、吸入器が家庭にあると重宝します。
あの「ファイヤー」でおなじみのプロレスラー、元参議院議員、タレントの大仁田 厚さんが、雑誌の取材で先日当院を訪れました。約1時間、当院のコンセプトや子育て問題、小児医療などにつき対談しましたが、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。明日からの活力をもらったようでした。これからも日々の診療に全力で取り組んでいこうと決意を新たにしました。
11月中旬から感染性胃腸炎が大流行しています。夜中から急に嘔吐が始まるケースが多く、家族中で罹患するケースも目立ちます。手洗いをしっかり行いましょう。また、消毒には塩素系の消毒剤を使用します。保育園などでは集団で感染する場合もみられますので、嘔吐下痢の症状が治まるまで登園は控えて下さい。脱水症状のため点滴をすることも多いですが、OS-1(嘔吐下痢の時に有効な飲み物)などで水分補給をすることが大切です。
感染性胃腸炎の流行に伴い、受診者数が増加しています。また、具合の悪いお子さんが多くなり、点滴などの処置も増えてきておりますので、今まで以上に診察に時間がかかり待ち時間が長くなってきています。できる限り待ち時間を短くするように努めておりますが、予約時間から1時間以上待つ場合もでてきています。どうかご了承ください。
外来が込んできますと、予約を取れない場合も多々あります。その時には予約なしで構いませんので、直接来院してください。また、具合が悪い場合は予約時間にこだわらず早めに来院して構いませんので、ご安心ください。携帯での予約が難しくできない場合も、予約なしで構いませんので来院してください。
インフルエンザワクチンを接種していますが、12月上旬までは予約がほとんどいっぱいの状況です。しかし、体調不良のため接種当日にキャンセルになる場合も出てきています。その場合は予約枠が空きますので、時間に余裕のある方は当日に何回かインフルエンザ専用予約システムにアクセスしてみてください。空きが見つかるかもしれません。なお、12月中旬以降はまだ余裕があります。
11月17日よりクリニックの外壁にクリスマスイルミネーションを実施しています。日が暮れると鮮やかにライトアップされます。お楽しみください。
インフルエンザワクチンの新規予約受付は12月23日で終了いたします。接種希望の方で予約を取っていない方はお急ぎください。1月8日が接種最終日ですが、まだ空きがあります。なお、2回目の予約は12月30日まで受付します。
年内の外来は12月30日(木)の午前中で終了となります。新年は1月4日(火)より診療いたします。当院が休診の期間はご迷惑をおかけしますが、急患センターや当番医などをご利用くださいますようお願い申し上げます。
9月1日に開院して以来3カ月が過ぎ、今年も終わろうとしています。無我夢中でここまできましたが、皆様に信頼され、愛されるクリニックになるようにこれからもがんばっていきたいと思います。なにかお気づきの点がありましたら、遠慮なくお声掛けください。
みなさま、あけましておめでとうございます。昨年はどんな年だったでしょうか?今年もみんなが健康に過ごせることを願っております。いたのこどもクリニックはまだまだスタートしたばかりですが、長きにわたり地域とともに歩んでいけるように頑張ってまいります。道のりは決して平たんではなく、山あり谷ありの険しい道かもしれませんが、今後ともご支援よろしくお願いいたします。現状維持に甘んじることなく、常に向上心、好奇心をもって進んでいきたいと思います。
待合室に置いてある絵本やおもちゃはみんなのものです。大切に使いましょう。また、使った後は元の場所に片づけましょう。
今年の3月末まで、土曜日の18時~21時まで名取市急患センターで小児科の診療が行われています。これには岩沼・名取の開業医の小児科医が交代であたっています。急な場合にはご利用ください。
インフルエンザワクチンの新規予約は終了いたしました。
インフルエンザの流行がとうとう始まったと思われます。当院でも徐々にインフルエンザの患者が増えてきました。現在の流行はA型ですが、その多くは新型だと見られています。特徴としては前回の新型インフルエンザの大流行のときに罹りにくかった大人や乳幼児にも発生していることです。親からこどもへ感染するケースも目立っています。今後の流行状況に注意しましょう。また、睡眠や栄養をきちんととり、体調を整えるようにしましょう。 ★インフルエンザの診断は鼻の奥に綿棒をいれて採取した鼻水でおこないます。陽性になればインフルエンザが確定しますが、発熱してからの時間が短いとインフルエンザでも陰性になる場合があります。また、時間が経ってからの検査でも、本当はインフルエンザでも検査では陰性になることもあります。つまり、検査が万能ではないということです。検査が陰性の場合は後日に再検査をすることもありますし、周囲の流行状況や患者さんの全身状態からインフルエンザと診断することもあります。
1月17日から岩沼市ではヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンに対して公費助成が始まりました。今まで高価だったワクチンが自己負担1,000円で接種できるようになりました(本当は自己負担金なしになれば良かったのですが)。これらのワクチンはとても重要なワクチンで小さな子供たちを怖い病気から守ってくれます。対象者には市から通知が届いていると思います。出来る限り接種しましょう。ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの同時接種はもちろんのこと、他のワクチンとの同時接種や3種混合ワクチンも含めた3種類の同時接種も可能です。すでに予約が混み合っていますので、早めに予約を入れておきましょう。岩沼市以外の方は残念ながら当院では助成の対象になりません。助成を受けるにはお住まいの市町村で接種してください。
インフルエンザが流行しています。現在は幼稚園から小学校の年齢の子どもたちの感染者が増えています。流行のピークは過ぎたとの報道もありますが、当院で見る限り今シーズンはまだ明らかな流行のピークがありません。だらだらと小さな流行が続いている印象です。
予防接種・乳児健診で来院される皆様方にお願いです。当院では感染防止のため一般外来とは別に、予防接種・乳児健診の時間帯を設定しています。受付は13時30分から開始となります。最近13時前から来院されている方も多くみられますが、午前中の外来が終了していない場合もありますので、早くても13時20分ごろから来院してください。診療開始は当日の外来状況で変わりますが、13時45分から14時ごろになります。また、15時を過ぎますと午後の一般外来の患者さんが来院されます。予防接種・乳児健診で来院される方は極力15時前までには受付を済ませて下さい。皆様の感染防止のためご協力お願いいたします。
*専用時間に来院するのが難しい場合には、予防接種に限り午後の一般診療時間帯での予約も可能です。
皆様にお知らせです。4月から「エフエムいわぬま」でいたの先生の番組が始まります。タイトルは「教えて!!いたの先生」で、こどもの健康、病気などについての内容を10分間放送します。ぜひ、聞いてみて下さい。
この度の東日本大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
ここ、岩沼でも仙台東部道路より海側の地域は大津波の被害を受けました。特に、海岸に近い地域の被害はことばにできないほどのものでした。これらの地域からも当院に多くの子どもたちが訪れてくれていましたので、この惨状に大変心が痛む思いです。悲しい気持ち、辛い、恐ろしい思いは決して忘れることはできません。しかし、いつまでも立ち止まっていることもできません。現実に時は刻々と流れていきます。今回の震災は、今まで忘れかけていた日本人の他人に対する優しさや思いやりを再発見させてくれました。また、若い人たちの行動力も再認識させられました。さらに世界中の人々の温かい心も知りました。みんなで協力して地域の復興のために立ちあがりましょう。前を向いて共にがんばりましょう。
がんばろう 岩沼! がんばろう 日本!
大震災後しばらく休診でしたが、3月22日から時間を短縮して診療を再開しました。休診中は皆様方には多大なご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。改めて、小児科クリニックがオープンしていることが、地域の安心につながる事を実感いたしました。いよいよ4月4日より予防接種、乳児健診も含めて今まで通りの診療体制に戻りました。予約も可能です。なお、水曜日は休診となりますのでご注意ください。これからも玉浦のこの地で、皆様方とともに歩んでいきたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。
3月4日から一時的に見合わせとなっていたヒブワクチンと肺炎球菌ワクチン接種が、4月から再開することになりました。専門家の会議で、ワクチンの安全性、同時接種の安全性に問題がないと評価されたためです。当院では4月8日から接種可能です。
5月からエフエムいわぬまで「教えて!板野先生」が始まります。当初は4月から放送の予定でしたが、震災の影響で1カ月遅れての放送開始です。4月には特別編として、感染性胃腸炎の話や心のケアの話が放送されましたが、お聴きになられた方もいらっしゃると思います。今後は様々なテーマにそって解説していきたいと考えています。こどもの心身の健康を健やかに保つために必要な事や、日常の外来診療のなかから気付いたことを皆様にお伝えしていきます。番組は毎週火曜日の午後1時30分から10分間、再放送が毎週水曜日の午後6時30分から10分間、エフエムいわぬま(77.9MHz)で放送されます。お聴き逃しなく!!
この度の大震災ではとても多くの方々が、大変つらい思いや怖い思いをしました。これは乳幼児からご高齢の方々まで年齢は関係ありません。心の痛手が回復するまでにはかなり時間がかかります。外来でも振動や水の流れる音に過敏に反応したり怖がるこどもが増えたり、落ち着かない、暴れる、赤ちゃん返りするなど精神的に不安定になるこどもが見られます。家庭では「安全」、「安心」を繰り返しこどもに話し、スキンシップを密にしてこどもの不安を軽減するようにしましょう。
感染性胃腸炎が再び流行しています。手洗いの励行に努めましょう。また、新学期がはじまり体調を崩す子どもたちも増えてきました。咳や鼻水、発熱などを訴えるいわゆる“かぜ”が流行中です。食事や睡眠を十分にとるなど、生活リズムを整えるようにしましょう。
*関東地方では麻疹(はしか)が流行し始めているとの情報があります。1歳になったら早めにワクチンを接種しましょう。また、麻疹風疹ワクチンの2期、3期、4期に相当する方も早い時期に2回目の接種をしてください。