子どもの事故防止について
子どもの健康を守るためには病気のケアも大切ですが、事故に注意することも忘れてはいけません。事故の多くは予防できます。子どもの安全を守りましょう。
1)乳幼児突然死症候群(SIDS):何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気です。ただ、仰向け寝、できるだけ母乳で育てること、妊婦や周囲の家族の禁煙がリスクを下げると言われています。
2)添い寝による窒息:添い寝により窒息した乳児が、最近県内で3例続けて発生したようです。母親以外でも兄弟など家族との添い寝で事故が起こっています。十分注意してください。
3)異物誤飲:乳幼児はなんでも口に入れます。硬貨、ネジ、おもちゃのかけら、化粧品、洗剤、タバコ、ボタン電池、磁石などです。ボタン電池や、磁石を2つ以上飲んだ場合は要注意です。
4)転落、頭部打撲:抱っこしている状態から転落したり、ベッドや椅子、階段から転落することがあります。また、家具などによる頭部打撲も多いです。
5)水の事故:プールやお風呂では、子どもから目を離さないようにしましょう。
6)交通事故:どの年代でも見られますが、特に幼稚園や小学校低学年の子どもたちは遊びに夢中になると周りが見えません。保護者と一緒の時は手を繋ぎましょう。車に同乗する時は、必ずシートベルトやチャイルドシートを使用しましょう。自転車での事故も増えています。